心地よい気配と余韻が生み出す、家族のくつろぎ時間

ブログ

私たちのライフスタイルは年々変化しています。

核家族・少子化が進んで個人が尊重される空間が増えていたり、スマホやパソコンの普及により、顔を合わせずに文字を送信するだけのコミュニケーションも主流となっています。

時代と共に生活スタイルも変化しているのですから、昔のようにちゃぶ台を囲んで家族団らん…という機会がなくなるのも無理はありませんよね。

フランク・ロイド・ライトは、家族がなにげなく接触する機会や場所、「無理のない」コミュニケーションの促進をとても大切にしていました。

毎日必ず過ごす場所である家の中をリビング階段や吹き抜けにしてみたり、リビングの一角に本棚や仕事や勉強のできるワークスペースを設ける等の工夫をすることで、直接的にコミュニケーションを取らずとも、なんとなく近くに家族がいる気配や余韻を感じることができる「ここちよい距離感」こそが、今の時代の私たちにちょうどよくフィットするのではないでしょうか。

ひとつひとつの部屋を「ただ四角い箱」の組み合わせではなく、流れるような空間のつながりで天井や床の高さに変化をつけることで「互いの存在を感じるここちよい距離感」は生まれます。

ここ太宰府展示場でも、その様子をご覧いただくことができます。

流れるようにダイニングからリビングへ続く空間は天井や床の高さを変えることで、それぞれの空間を確保しつつ違和感がありません。

リビング横にあるワークスペースは、家族の存在を感じつつも、圧迫感がなく心地よく閉ざされていて、リモートワークが推奨されている今の時代にもぴったりです。

大切な家族の心地よい「気配と余韻」で自宅でくつろぐ最高の時間を過ごしませんか。

ぜひ実際の展示場で、ライトの建築思想を感じてみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました